10月21日(日)
屋久島へ来たらやっぱり登山しましょう!って事で、
この日は「太鼓岩」へ登る事になる。
本当ならあの有名な「縄文杉」を見る為に登山するのだろうが、往復10時間ほど歩かなくてはならない。他の3人なら行けるだろうが、私には無理だ。
屋久島3日目の朝も自炊だ。
湯豆腐と白菜などをおかずにたくさんごはんを食べ、7:40には登山口の「白谷雲水峡」へ向けて出発する。
入山料(森林環境整備推進協力金)300円を払って8:30前に登り始める。コースは太鼓岩往復コース(4時間)にした。
白谷川の激流と川の大きさにビビリる!水の量が半端じゃない。
自分のペースで息をリズミカルに登ると楽だ。
山小屋でトイレ休憩をして、名のある屋久杉「くぐり杉」「七本杉」などで記念写真を撮ったり、KGさんが朝茹でた芋を食べたりしながら登っていく。
周りの人達は本格的な装備であるが、我々はリュックにカッパと水を詰めただけで、服装も普段着とあまり変わらない。
屋久島に住みついたKGさんは398円のクロックスもどきとアロハシャツで、登山をナメテルような格好でスイスイと登っていく。現地のガイドも真っ青なほどのガイドっぷりである。
汗をかきながら登っていると野生のサルや鹿がすぐ近くにいる事に気づく。
もののけ姫の舞台になった「苔むす森」の写真を撮っていると「白いこだま」出てきそうな雰囲気だ。
太鼓岩最大の難所の最後の坂が目の前に現れた!
クロックスのガイドKGさんが「ここは屋久島でも相当キツイ登山だからあなたは無理しないほうがいい」と。
でも片道15分なので無理してでも登ることにした。
それまで渓谷につつまれた林の中ばかり歩いていたが、大きい岩の先には青い空が見えてきた!
「おおーすごい景色だ・・・」先に登った他のグループの声が聞こえてくる。
僕達の目の前にも晴天の青空が現れた!
おおーーーー!!!!すごい!!
一気に開けた風景と、太鼓岩の大岩の上に立ったのだ!
周囲360°全て見渡せる。
こんな感動的な体験は久しぶりだ。遠くには宮之浦港も見えた。
何枚も写真を撮ったり、大岩のの下の岩に移動して上を撮ったり頂上の束の間を楽しんだ。
下山が上りより注意深く歩く。
地面はコケの生えた岩や道には少しの水が流れている所もある。
滑りやすいがみな無事に下山できた。
案内図の前で記念写真を撮って「白谷雲水峡」を後にした。
下山後、1日目に行く予定だった「四季亭」の刺身&焼き魚定食を食べに行った。
刺身の盛り合わせにはなんと「首折れサバ」が盛られていた!
初めて食べたがコリコリしてサバとは思えない食感だ。うまい!
食後は宮之浦の街中でお土産を買ったり、ウイルソン株のレプリカを見たり、
屋久島環境文化村センターで展示物やパノラマ映画館で屋久島の迫力ある映像をみたりした。
16:00発の鹿児島港行きのトッピーに間に合うように宮の浦港へ移動し、
ビールとさつま揚げを買ってからトッピーに乗り込んだ。
KGさんには本当にお世話になった。感謝感謝!
高密度な屋久島3日間だった!
さっきの事が前日のような錯覚に皆陥っている。
定刻通り18:00に鹿児島港へ着岸。
鹿児島ワシントンホテルプラザまでタクシーで移動して、
皆シングルルームで少し休憩してから夕食を食べに鹿児島の繁華街へ繰り出す。
いろいろ見て回るが日曜の19:00頃の県庁所在地だけあって人が多い。
ビール飲み放題1,000円に吸い込まれるように海鮮居酒屋に3人で入っていく。
まずは生中で乾杯!
大迫力のお造りや黒豚の角になどを肴に次から次へと料理をたのみ、何を食べたのか解らなくなるほど飲みまくっていた。6~7杯は飲んだだろうか・・・
こんなに腹いっぱい飲んで食べても飲み放題の為か1人3,500円程だった。鹿児島素晴らしい~!
相当酔っ払ったのでそのままホテルへ帰った。
本当に記憶が吹っ飛んだ。気がついたのは朝だった。
旅行最後の夜も超高密度で最高だった。
10月22日(月)
鹿児島市内の至るところに砂のような物がうっすら積もっている。
車の窓にもだ。
案内版にも積もって中が見えなくなっている。それに落書きがしてあった。
これは例の火山灰だ。
旅行最終日は、「鹿児島に来たら桜島へ行ってみよう!」となる。
この灰の元を見るために片道150円のフェリーに乗って桜島にはすぐ着いた。
桜島の噴火山を近くで見るため「湯之平展望所」経由の観光路線バスの1日乗車券を買って行く事にする。
何箇所か観光スポットに立ち寄りながら1時間程のバス観光をした。
鹿児島市内の灰とはレベルが違い、バスの前を走っていた軽自動車の巻き上げる砂煙りの量が尋常じゃなかった。これは灰というより砂に近い。
自販機でぺットボトル水を買ったがボトル自体がザラザラしていた。
ここで住んでる人達は相当大変ではないだろうか。
フェリーで桜島を後に写真を撮ったが、島全体が灰でくすんでいるのが解る。
鹿児島市内にもどり、とんかつ定食を食べてから路線バスで鹿児島空港へ向かう。
羽田行き14:45のJAL1872に乗り込み鹿児島に別れを告げた。
新宿の居酒屋で食事してから、高速バスで一路諏訪へ帰った。
屋久島の大自然の中で数々のパワースポットからエネルギー感じ、最高な旅行となった。
KGさんが屋久島の魅力に取り付かれて住み着いてしまうだけの何かがあるのは確かだと感じた。
そうは行く機会のない屋久島だが、また機会があれば行ってみたい。
もっと屋久島の素晴らしさが解るかもしれない。
気の合った仲間との旅行ほど楽しいものはない。
一生の思い出となる旅となった。




















